
現代建築家コンセプト・シリーズ16
中村竜治|コントロールされた線とされない線
本体価格 | 1,800円 |
---|---|
体裁 | A5判・並製・160頁 |
Japanese/English |
- ISBN
- 978-4-86480-006-8
2013年08月発行
日常の些細なものから建築に至るまでに生じている、コントロールされたものとされないものせめぎあい。中村竜治は、ものや空間を根源的に成立させているこの2つの作用に向き合い、デザインするとはどういうことかを考える。そうした視点からつくられた30あまりの作品──小作品、インスタレーション、展覧会会場構成、商業空間、住宅──は、線を面に、面を立体に、弱さを強さに変え、構造と仕上げの境界を自由に横断する。それはときに可視と不可視の領域も行き来しながら、見る者の常識を揺さぶり、私たちの日常への繊細な感覚と喜びを呼び覚ます。日英バイリンガル。
■目次
まえがき
直線
波板
円
たわみ
反り
切れ込み
壁
同じ窓
不整形
■関連記事
【レポート】中村竜治+皆川明トークイベント──狭いは広い、古いは新しい
たかぎみ江
http://10plus1.jp/monthly/2013/12/post-92.php