
子供たちが科学の世界を知る最も身近な道具であった学研『1~6年の科学』のふろく。科学技術の進歩や時代・環境の変化を如実に示すこの科学教材を、デザインも含めて考える。
■目次
[座談会]子供の科学をめぐる風景 赤瀬川原平×生井英考×植田実
科学にとって実験とは何か? 金子務
ブラックボックスと錯覚 高木隆司
学研ふろく図鑑──風/顕微鏡/望遠鏡・地球・人体/バランス/動くもの・磁石/カメラ・幻燈機/電気・音/植物・生物/食品/化学/太陽/新素材/学研ふろく年表/空気・水
学研ふろく物語 編集部
科学する心 福江純
「もの」による体験的な学習をめざして 秋岡芳夫
ブリキの望遠鏡 塩野米松
[連載]products report / DESIGN & DESIGNERS(7)科学教材のデザインはスタイリング──外装の対極にある 大竹昭子
科学と学習 飴屋法水
[連載]技術とデザイン(7)技術の定義とモノの分類 坂本賢三
[連載]新機能主義デザイン(6)兵器テクノロジーとアミューズメント 柏木博